MOVE FORWARD WITH STRONG HEART

       
 日本語版Topページ   English Top page   
       

Study

第1章 食糧不足について

    
  1−4.食糧不足は人に何をもたらすか

 

     

 著しい食糧不足により、人は、やせ衰え、目がうつろになり、皮膚にはりがなくなります。

 食糧不足による「栄養不足」は、多くの場合、「栄養不良」を伴います。
「栄養不良」とは、食事の量の少なさやバランスのとれていない食事により、タンパク質、ビタミン、鉄分、ヨウ素等の栄養素が不足している状態をいいます。

 ヨウ素は、海の魚や海草等に含まれるミネラルです。ヨウ素が不足すると、甲状腺の機能が低下する「クレチン病」という病気や、甲状腺が血液中のヨウ素を集めようとして肥大し、首がはれる「甲状腺腫」という病気にかかりやすくなります。鉄分が不足すると、貧血になりやすくなります。

 「栄養不足」と「栄養不良」により、内臓が影響を受けます。肝臓がしぼみ、胃酸の出が悪くなり、栄養分を吸収する能力が低下し、下痢や脱水症状になります。
体力が衰え、ちょっとした病気が死につながるようになります。

 長期的な「栄養不足」は、子供たちの身体的・知能的な発育を遅らせます。女子の場合、出産にも影響し、死産や早産が多くなります。

 
   
     

go to the next page


Copyright (c) Makoto Kurata, 2009