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| Study |
第1章 食糧不足について
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1−3.近年の食糧不足の事例 |
アフリカ
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アフリカ東部のエチオピア、ケニア、ソマリア、ウガンダ、ジプチ では、長期間の干ばつ、紛争、食糧価格の高止まり等により、飢餓状況が悪化している。食糧支援の対象者は、5ヵ国で約1700万人。(出典:国連世界食糧計画(WFP)の2009/6/10付プレス・リリース) |
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WFPは、戦闘の悪化が続くコンゴ民主共和国で、6ヵ所のキャンプに収容されている約13万人以上の避難民へ緊急食糧配給を開始した。この地域では、内戦の激化で道路が一時的に遮断されたため食糧の輸送・供給が止まり、食糧不足に陥っていた。(出典:WFPの2008/11/7付プレス・リリース) |
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中央アフリカ共和国の北西部で紛争による戦闘が拡大し、家を捨てて避難する住民が増大している。焼き討ちにあった村もあり、人々は恐怖におびえながら暮らしている。およそ15万人が安全な場所を求めて逃げまどい、荒地に身を潜め周囲の野生の食物を食べて生活しており、緊急食糧支援の必要性が高まっている。(出典:WFPの2006/12/7付プレス・リリース) |
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| 【図1】 | ||
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日本政府は、深刻な食糧危機にあえぐ西アフリカのニジェールへの緊急食糧援助として、WFPを通じて50万米ドルを拠出することを決定した。ニジェールでは、2004年の砂漠バッタの大量発生と雨不足で食糧不足が深刻化。2005年に入ってからWFPは3度にわたり援助計画の上方修正を余儀なくされ、現在では援助対象を250万人にまで拡大して、緊急食糧援助を行っている。(出典:WFPの2005/9/9付プレス・リリース) |
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スーダン西部のダルフール地域では、2003年の初頭からアラブ系遊牧民とアフリカ系定住農耕民との間の部族紛争が拡大した。アラブ系民兵組織ジャンジャウィードが地域住民らに非人道的行為を繰り返し、スーダン国内に140万人を超える避難民が発生。WFPが実施した調査によると、ダルフール地域の5歳以下の子供5人に1人は栄養不足が原因で生命の危機にさらされている。また、避難民の94%は食糧援助に頼っている。(出典:WFPの2004/11/12付プレス・リリース) |
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| スーダンの子供たち | ||
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| 2005 (c) WFP/Antonia Paradela | ||
| http://www.wfp.or.jp/gallery/photo_gallery.php?id=list441afc887cc07&detail=detail441b01cb0311a |
アジア
| サイクロンによる被災から12週間経った今も、ミャンマーのエーヤワディー・デルタ地帯周辺の住民は被害に苦しんでいる。WFPミャンマー事務所のクリス・ケイ所長は、「ミャンマーでの状況は引き続き深刻で、多くの人々は十分な食事が取れていない」と訴えている。ASEANと国連の合同調査報告によると、サイクロンにより村や畑が水没してしまったため、被災地の4割以上の家庭が蓄えていた食糧の全てを失った。また、調査が実施された日には、3割以上の家庭で食糧が底を突きた状態。さらに4割以上の家庭では1日から7日分の食糧しか残っていないという。(出典:WFPの2008/7/26付プレス・リリース) |
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| サイクロンにより水浸しになった水田に佇むミャンマーの子どもたち(2008年5月) | ||
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| 2008 (c) WFP/Eddie Gerald | ||
| http://www.wfp.or.jp/gallery/photo_gallery.php?id=list48b2408550ed2&detail=detail48b2444f3c61b | ||
| バングラデシュでは、2004年7月からの大雨による洪水で3500万人以上が被災し、耕地の水没や家屋の損壊で、甚大な被害が出ている。2000万人以上が食糧援助を必要としている。(出典:WFPの2004/9/14付プレス・リリース) |
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| 【図2】 | ||
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| WFP は、北朝鮮における支援用穀物の備蓄がほぼ底をつき、同国で最も深刻な飢餓状態にある650万人への国際社会の緊急食糧支援を要請した。 「樽の底をさらっているような状況にある」と、WFP北朝鮮事務所長のマスード・ハイダーは語った。「受益者の中心となっている、最も立場の弱い子ども、女性、高齢者の400万人以上が、生死を分ける食糧配給を断たれてしまう。現在厳冬の同国にあって、彼らはより多くの食糧を必要としており、ましてや削減などあってはならない。」(出典:WFPの2004/2/9付プレス・リリース) |
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Copyright (c) Makoto Kurata, 2009